♪
はーるばる来たぜ函館へ~
さーかまく波をの~り越えて
なのである。
ホッキ貝突き漁の取材をした上磯(かみいそ)は、函館からほんのすぐそこ。今回は、(株)オクトパスの中村徹也さんにすっかりお世話になった。
中村さんのあたたかいお人柄で、函館の街の印象はますます良くなり、撮影も円滑に進んだのである。ちなみに写真のTシャツは徹也さんのもの。
取材チームは、函館に着いて早々、「腹が減っては戦ができぬ」とばかり、まずは徹也さん行きつけの飯屋さんに。
どれもこれも美味しそう。
で、何を食べようか、とっても迷うのだ。
焼き魚がどーんと、350円。
お品書きを見ると、なんと、こんなに安いのだ。
東京は妙にカッコつけた店やファストフード店がやたら多い。しかも値段は高いし、愛想も悪い。でも、函館には、ざっくばらんで美味しい食べものがある。人間の顔をした街なのだ。
函館にはこんなタクシーも走っていた。
牛の絵柄をした「モーモータクシー」である。シートも牛のデザイン。
運転手さんのネクタイもモーモー。
ユーモアは、人が生きるうえでの必須条件だろう。
翌朝。いよいよ取材開始。
上磯の浜からは、函館山が霞んで見えている。
厳寒の海に入る徹也さんは、鉄人28号のよう。
たまきさんもサイボーグか宇宙探検隊員のようである。
しかし、一度、海から舟に上がるのはたいへん。
舟に上がると、お行儀の良いたまきさんなのである。
函館の街に戻って坂道を撮影するも、カメラを回しはじめたときに限って、人やクルマが通る。さすがの是永クンも苦笑。
夜は打ち上げで、徹也さん行きつけの居酒屋に。
昼間は厳しい表情をしていた徹也さんも、夜はこんな感じ。
お店に特別に作ってもらった「ホッキの炊き込みご飯」。
ホッキは刺身、フライも美味しいけれど、炊き込みご飯はめっちゃうま! ホッキ独特の香りと食感がいい。撮影チーム全員、初めての味覚に、大感激。
厳しい仕事の後の打ち上げはまた格別。
ほろ酔い気分で、兄弟と間違われる(髪型が?)征夫さんとぼくなのであった。
「函館・ホッキ貝突き漁」
第18回ロケ 2011年2月