奄美のシマ唄を未来へのメッセ―ジとして歌いはじめた元ちとせさん、アグー豚とともに琉球文化誌を歩く福岡伸一さん、各地の里山に薬草の知恵を求める鶴田真由さん……それぞれの旅のきっかけはいずれも日本列島 知恵プロジェクトだった……。
島唄とは奄美に暮らしてきた人々のこころを映したものであり、豊かな未来への祈りにほかならない。そんな島の宝物を次世代へと唄い継いでいくために、唄者としての自分が今、思うこと、やるべきこと。
日本全国の民家を訪ね、農業などの手伝いをしながら、それぞれの土地ならではの営みや人々の輝きにふれてみたい……。180日間で、70集落以上。今も続く、「現代の無用の徒」と自称する若者の旅の物語。
幼い頃、地元の鎌倉の山で、祖母は私にいろいろなことを教えてくれた…… 優しい記憶の糸に手繰り寄せられるように、かねてより興味を抱いていた薬草誌を紡ぐ旅に出た。
多彩なアングルから現代社会にメッセージを送り続ける生物学者が、独自の視点で琉球文化誌を歩きはじめた。アグー豚にはじまる取材は今後どのように展開していくのか。
ハワイの叡智が結晶した伝統航海カヌー「ホクレア」初の日本人クルーとしての貴重な経験をもとに、今、彼女が伝えたいメッセージとは。未来を生きるヒントをホクレアに学ぶ。